子供たちは、夏休みが始まりました。猛暑の7月22日(日曜)地元川口市の小学生たちと「朝霞・黒目川で思いっきりじゃぶじゃぶ川体験ツアー」に行ってきました。
このイベントは、埼玉県が川の再生の一環として、平成21年度から「川ガキ塾」を開催してきました。
子供たちに「川がきれいになるとこんなに楽しい!」と実感してもらい、次世代に川の再生の取組をつなげていくものです。
川口市内10校から小学4~6年生19名が参加。主催の荒川夢クラブ会員7名に加え、先生や市民ボランティア4名がサポートスタッフとして参加。
午前9時にリリア(川口総合文化センター)に集合し、この日の注意やスタッフ紹介と共に、奥ノ木川口市長より届いた体験学習への祝電が披露された。
朝霞駅南口駅前広場では、朝霞市が2020年、東京オリンピック・パラリンピックの射撃種目の開催都市である。
この日は、カウントダウンイベントや火縄銃演武が行われていて何とも華やぎにぎやかです。
2020年に自衛隊朝霞駐屯地が射撃種目の会場となっています。
子供たちは朝霞本町商店会のお気遣いでこの迫力ある川越藩火縄銃鉄砲隊保存会による演武を見学できました。
街中水族館の取り組みは各店舗が地元・黒目川の魚の水槽展示を行い、街が丸ごと水族館というコンセプトで街の活性化を図る全国でも珍しい試みです。
この取り組みは今年で12年目を迎えています。
子供たちはコンビニ、新聞販売店や美容室などの水槽展示を見学しました。
エアコンの効いた商店街の町会会館に入り、まずはアイスキャンディーをいただき、ほっと一息つきます。
会館で商店街の皆さんからパワーポイントによるスクリーン映像やお話で街中水族館の取り組みの歩みを聞きました。
休憩・ランチタイムもゆっくりとり水展示見学の締めくくりに会館そばのお茶屋さん裏手にある大型水槽の商店街の魚の補給基地も見学です。
参加児童は浜黒橋から少し上流の東武東上線鉄橋下をベースに川体験です。
スタッフさん諸注意を聞いているところです。
ライフジャケットを着用させてもらい、早速、川底の石まで手に取るように透き通って見えるアユの行き交う黒目川の清流に繰り出します。
川を思い切りじゃぶじゃぶしながら、たも網を手に水際の草むらや中洲の草むらをがさごそ探します。
入手したものはビニル小袋に入れますが、子供たちの一部はライフジャケットを浮き袋代わりにぷかぷか流れに浮いて楽しみ出す子もいます。
荒川夢クラブのスタッフや地元の黒目川に親しむ会の方々が、事前に採集した魚、子供たちが確保した魚について分かりやすく解説してくれました。
アユ、オイカワ(別名ヤマベ)、ウキゴリ、ギンブナ、タモロコ、ヌマチチブ、清流にしか棲まないハグロトンボの幼虫などが確認できました。
夏休み荒川子供体験学習2018は温かい雰囲気のうちに清流体験、多くの出会いと交流の場となり、おかげさまで無事に終わりました。
本体験学習事業の準備段階より当日実施に至るまで、広範囲にわたる各方面にご支援をいただきました。
こうした広がり、つながりが川口を元気にし、未来によりよき川口の自然・環境とともにまちづくりの輪が受け継がれていくものと願ってやみません。
ありがとうございました。
御礼とともに、ご報告させていただきます。・・・荒川夢クラブ・林代表のお言葉
PS:弊団体は、スタッフとしてお手伝いさせて頂きました。同時に黒目川の水質調査もさせて頂きました。とても綺麗な川ですね。市民の方々の努力の賜物だと思います。とても気持ちの良い一日を楽しませて頂きました。来年もスタッフとして協力したいです。