昨年は、風雨の為、中止になったが今年4月29日(昭和の日)に春の荒川クリーンエイドに参加した。
荒川クリーンエイドは、河川敷の様々な場所で、様々な人たちがごみを拾いながら、河川ごみや水質、自然回復などの問題を考えて、豊かな自然を取り戻そうとする活動です。
毎年、春に「荒川夢クラブ」さんとの協力で参加しています。
4月29日(月、祝)AM9:25~PM12:40、春の荒川クリーンエイドが荒川運動公園釣り堀池(通称)周辺で実施されました。
大人16人、子供5人の21名が参加。
荒川、環境、マイクロプラスチックなどの問題を皆さんで考え、荒川クリーンエイドの調べるゴミ拾いを潮の引いた干潟で清掃開始。
5、6人でチームを組み、ゴミを拾うチームの皆さんの報告を受けながら、記録係がゴミ調査カードに記入していきます。
干潟のアシ原の根元には流木、さまざまな上流からの漂着ゴミがびっしりです。
大量のプラスチックゴミ、シートやボールなどが多い中、あまりに干潟の土に食い込み、持ち上げられない洗濯機も。
干潟のゴミ拾い後は自然保護区(自然養生地)に特別許可で入り、自然観察に。
昨年なかったクサフジ、ヤセウツボが見つかり、外来種のヘラオオバコも目につきます。
保護区から干潟に向けてツバメ、コサギ、アオサギが見受けられました。
自然観察後、釣り堀池(通称)の水にPH、溶存酸素や濁度などが計れる多項目水質計で参加者の皆さんと測定しました。
陸上部分でのゴミ拾いは、参加者は2手に分かれ、荒川本流の水際、釣り堀池(通称)を清掃します。
ゴミ拾いを終えると、透視度計2本で同時並行で本流の水、釣り堀池(通称)の水を検査しました。
透視度計が初体験の人たちもいたりして、「視力検査みたい」との声に大笑いです。
皆さんで集まり、振り返りとまとめに。
一言ずつ感想を述べ合います。
「干潟のゴミが拾いきれないところもあって心残りです」「ゴミ拾いだけでなく、水質検査までやるとは思いませんでした」「干潟のゴミが今年は拾えた」「前、住んでいた長良川はきれいで当たりまえだったけど、荒川もよくなってほしい」「いろんな動植物、あるんですねえ」などのお声も。
オプションで、ヨモギ、カラスノエンドウ、ヤブガラシ、ノカンゾウの野草ミックスジュースの試飲も行いました。
参加者に協力いただいて、本日のゴミの収穫物を所定の集積所まで運び、終了となりました。
ゴミ袋34袋、パラソルなどの粗大ゴミがありました。