事業サイクルマネジメントの考え用いて、JICA草の根技術協力事業等を念頭に置いた事業計画の検討出来るようになることが目的です。

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東京・幡ヶ谷にあるJICA東京

JICA・東京国際センターの玄関

研修は、東京・幡ヶ谷にある 「JICA東京」  正式名称は、独立行政法人国際協力機構(JICA)東京国際センターといいます。
JICAが全国11ヵ所に設置している国際センターの中で最大のセンターです。
関東の1都3県(東京・群馬・埼玉・千葉)および新潟県における国際協力の総合窓口・活動拠点として、自治体、大学、教育機関、NGO/NPO、企業、経済団体等)との連携により、各種事業を実施しています。

研修は、講堂で行われました

9:30より研修の内容と構成の説明が始まり、18:00まで講義と演習が行われました。

NGO等向け事業マネジメント研修(基礎編)

研修参加者27名、講師4名で実施されました。

プロジェクターに映し出された講義内容

講義は、プロジェクターに映し出されたパワーポイントを中心に進められました。同じものがテキストとして配布され、各項目解説の後に「ふりかえり」として質問があり、各自回答して内容を把握・確認をします。

問題分析

結果↔原因を整理する

演習は、事例が配布されて「プロジェクト立案演習」としてグループ内で作成します。

ターゲットとする問題を「原因ー結果」を論理的に整理し、樹形図を用いて視覚的に表示する分析作業を行いました。

次に問題分析で整理した「原因ー結果」の関係を現存する問題が解決された望ましい状態とそれを導く為の「手段ー目的」の関係に変換する目的分析へと進めていきます。

そしてやるべきこと・めざすことを絞り込みを行います。

グループでの演習様子

シナリオ作成します。プロジェクトを具体化し、事業の関係者が理解出来るように事業経過う評を作ります。

プロジェクト目標、アウトプット(成果)、活動を考えます。

事業計画表を作る

大分、事業計画表が出来て来ました。

プロジェクト目標、成果の達成度を客観的に出来る指標も書き込みました。

事業計画の仕上げとしては、「投入・前提条件・外部条件」の記載となります。

以上が(基礎編)の研修でした。

弊団体も草の根技術協力事業として参画したく思うこの頃です。

次回は、実践編にも研修してきましたので書き留めておきたいと思います。