世界遺産・ルアンパバーン県での水質調査を実施しました。
プーシーの丘に登ればルアンパバーンの街並みが一望出来ます。頂上を目指すには、20,000kipを払い、長い階段を登り詰めて約15ぐらいでテラスつきます。あまり広くないので早朝に登ることがお勧めですね。
メコン川の支流・カーン川にて水質測定しました。川は、増水していて竹橋が水没してます。水もかなり濁っています。
ルアンパバーンの中心街にある「Louk Num Day Care 幼稚園」の水道と地下水の水質測定です。
水道水は、飲料水として利用できないにしても生活用水として利用できます。
井戸水も水道水に比べて良い水質です。併用して利用することをお勧めします。
次に訪れたのは、「コクニュー村」です。
山からの湧き水を貯水槽に溜めて利用してます。湧き水ですので綺麗な水でした。
ただ、気になったのが洗濯後の排水です。垂れ流しなので川を汚染する可能性があります。
次に「キューマクナオ村」です。
屋根の形状がV型になっており、雨水を溜めて利用する考えですが現在は、利用してない様です。
取水口に重たい蓋が被せてあり、しかも鍵付きです。ここから毎日水汲みしているようです。
鍵を開けてもらい、水質測定させて頂きました。
ボンサアン村です。貯水槽は、険しい場所に在る為、村民のお宅から水を提供して頂き測らせて頂きました。
左は、通常使っている水で右は、雨水です。
雨水の方が綺麗でした。
最後にLouk Num Day Care園長先生の実家の水を測定させて頂きました。
ここでも雨水の方が綺麗な水でした。
以上の測定結果内容を掲載しておきます。
考察としては、雨期に雨水を溜めて浄化することが得策でと考えます。
今後も引き続き調査していきます。